理系男子の自己改革日記

言語化するのって難しい。

ソニーのフルワイヤレスイヤホンWF-1000X購入に至った経緯と、このイヤホンの素晴らしさ

WF-1000xを購入してから2か月以上経ちましたが、最高です。もうこれがないと生きていけないかもしれません。

(WF-1000xのレビューだけ見たい方は、下の方にスクロールしてくださいね)

 

僕は中学1年生のときにサンタさんからWALKMANをもらったときから、ソニーに依存して生きてきました。

SONY ウォークマン Sシリーズ 16GB ブルー NW-S755/L

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高校生になったときに手に入れたスマートフォンも、iPhoneではなくXperia Z(SO-02E)でした。まだ使えるので、もう5年ほど使い続けています。*1

 

 当時の僕のつけ方が悪かったのかもしれませんが、WALKMANと一緒に届いた耳栓型(カナル型)イヤホンは僕の耳にうまくはまってくれなかったので、代わりにこういったハンガー式のイヤホンを買って使っていました。

ボタンを押すとシャーっと巻き取れるこのイヤホンは、コードを束ねたりする必要がなく便利でした。でもこのイヤホン、1年くらい使い続けると、耳にかける部分のゴムが裂けてくるんですよね。使いづらくなる度に、「こうやって買い換えさせるのか…ソニーも悪い奴だなぁ」と思いながら、中学時代から浪人時代まで、合計で4個か5個書いました。

 

大学生になってアメリカンフットボール部に入った僕は、「ウェイトトレーニング中に音楽を聴く」行為になんだかかっこよさを感じていました。自分と器具と音楽しかない世界に没入して、自分を追い込む。仲間の精神的支援を借りずとも、ひとりでも自分に打ち克てるか。心の強さが試される、アスリートとしての極致。

しかし、こういったワイヤレスでないイヤホンは、ウェイトトレーニング中にはかなり邪魔になります。イヤホンのコードが動作中に気になったり、器具に絡まったり、集中の妨げになります。ズボンの前ポケットに入れたWALKMANは、デッドリフトのフィニッシュ姿勢においてバーベルと干渉するため、画面が割れないかどうか心配で筋肉を追い込めません。スクワットでも、ポケットに入れたWALKMANは、股関節を十分にたたむのに邪魔になっていました。このストレスをなんとか解消できないものかと強く思っていました。

 

そもそも、家ではPhilipsBluetoothコンポと、友人から譲り受けたBluetooth対応のWALKMAN Fシリーズを使って、無線で音楽を鑑賞していました。

PHILIPS マイクロミュージックシステム Bluetooth ブラック BTM2460【国内正規品】

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SONY ウォークマン Fシリーズ 64GB ブラック NW-F807/B

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ですから、必要なのはBluetooth対応のワイヤレスヘッドセットだけ。そこで横浜駅西口のヨドバシカメラに、何度か足を運びました。

迷ったのはこの4択。

 

Bose SoundSport Free wireless headphones トリプルブラック【国内正規品】

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WI-1000xは、ボタン操作ができるのはいいなと思いながらも、首にかける部分がスクワットなどの種目でバーベルと干渉しそうで不安 & 音楽を聴かないときも常に首にかけるのはカジュアルすぎてなんか嫌なので却下。

 

 WH-1000xは、クイックアテンションモードの素晴らしさと、その密閉性とノイズキャンセリング力による圧倒的な没入感(試聴したヨドバシカメラ横浜の店内の騒音が全然気にならなくて本当にびっくりした)、充電持続が30時間とクソ長いこと、タッチジェスチャーで曲送り・曲飛ばし、音量UP・音量DOWNができることから、すごく迷いましたが、

・夏には暑くなりそう

・直毛なので、ヘッドホンを装着すると髪型が変なことになる

の2点で気持ちが離れました。家庭用にもう一つ買うことになったら、きっとこれを買います。こちらは有線接続もできるので、映画を見たいときにはBluetooth特有の「どうしても音声が映像に遅れてしまう問題」を気にせず楽しめます。

 

BOSEのSoundSportは、WF-1000xよりも充電持続が2時間長い代わりに、逆にノイズキャンセリング機能が付いていません。なんかでかくて重くて目立つし。そこでノイズキャンセリング最優先の僕はWF-1000xを購入しました。

 

カナル型イヤホンが初めてだった僕は、カナル型イヤホン特有の

・自分の脈が聞こえる

・移動中は自分の足音が響く

問題に最初は戸惑いましたが、慣れると気にならなくなりました。

 

WF-1000xのいいところを羅列します!!

・「フル」ワイヤレス

イヤホンのコードをまとめるのが面倒、イヤホンの長さが長くて/短くて困る、イヤホンが体とこすれてノイズが出る、イヤホンがリュックサックに引っかかる、絡まる、などの悩みが全部なくなります。これって最強。有線のイヤホンを使ってる人を見ると、「あの人はまだ旧時代の悩みにとらわれているのか…」と哀れに思えてきます。

ハンズフリー通話

電話を使ってリモートで打ち合わせをする機会が多いのですが、通話中に両手が使えるのは大きいです!スマホはその辺に置いたり、ポケットに入れたりしておいて、通話しながらメモが取れます。通話しながら車の運転なんかもできるでしょう。スマホを肩に挟んで、こういう↓ことをする必要がなくなります。

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普通に喋るだけで、イヤホンについたマイクが音を拾ってくれます。*2

・見た目がかっこいい

これは重要。個人的にはAppleAirPods(耳から白いうどんが飛び出たみたいなやつ)よりずっとかっこいいと思う。装着中も光がピコピコ点滅しててかっこいい。有線のイヤホンみたいに目立たないのもかっこいい。

・軽い

BOSEのSoundSportよりずっと軽い。

・安定性

これだけちっちゃい精密機械が横浜駅の構内で耳から落ちて、誰かに踏まれたりでもしたら悲惨としか言いようがありませんが、その心配はなさそうです。くるっと回転させて耳のところに引っ掛けて装着しますが、運動しようが何しようが全然落ちない。パッドも6種類くらい入っててサイズが合わない心配もない。

ノイズキャンセリングがすごい

電車、バスでの移動中、図書館での作業中には欠かせない存在になってしまいました。今読んでる本/やってる作業に集中したいのに、バスの騒音が/近くのおばさんたちの会話が/隣の席で頻繁にため息をつく迷惑な男のため息が/聞こえてしまって、気になってしまって集中できない!っていう悩みが全部無くなります。

電車、バスの中では、運転音を気にせず本が読めるくらいには軽減されます。

街を歩くくらいだと、本当に音楽しか聞こえなくなったりします。自分と、景色と、音楽だけ──。CMの世界みたいになります。ほんとに。*3

図書館で聞こえるレベルのノイズは、全部聞こえなくなります。鼻をかんでるあいつも、周囲に気を遣わずにドサッと音を立てて荷物を広げるやつも、通話禁止の館内で電話に応答して今晩の飲み会の話を始める迷惑なあいつも、10秒おきに鼻をすする風邪気味の人も、いびきをかいて寝てるやつも、ぜんぶ気にならなくなります!近くでグループが盛り上がっていても、あのへんでなんか喋ってるのはわかるけど、内容までは聞こえない、というレベルなので、集中力は削られずに済みます!

・安心のAmbient Soundモード

これだけだと、「密閉性が高いうえに、音が出て、外の音を打ち消す耳栓」なので、これをつけたまま外を歩くのは非常に危険になってしまいます。そんなときに使えるのが、外の環境音をマイクで取り込むことで、音楽を聴きつつ環境音も聞けるAmbient Soundモード。左耳のイヤホンのボタンを押せば、さっきまで聞こえなかった車内の放送や、空調の音などが聴こえるようになります。*4

・Headphone Connectアプリを使えば、自分の状態(静止/徒歩移動/走っているとき/乗り物移動)によって外音取り込みのレベルを調整してくれる

Ambient Soundモードの応用です。GPS機能を使っていないWALKMANがメインなので、僕は使ってません。

 

・ウェイト中に気分が上がる

結局大事なのはこれです。鏡に映ってるあいつ、かっけえヘッドセットつけてるな。強そうだな。ってなります。フルワイヤレスだから全くストレスなくウェイトに励める。没入できるんです。

 

このエントリを何日も先延ばしにしてゆっくり書き溜めている間に、Xperia Ear Duo

www.sonymobile.co.jpg

が発売されました(4/21)。これはWH-1000xM2のようなタッチ操作に加え、首を振ったりして曲を変えたり電話に応答したりするジェスチャー操作に対応したり、バッテリー持続時間が4時間に伸びたり、SONY独自のボイスアシスタント Assistant for XperiaがSiriやGoogle アシスタント的なことをこなしてくれたりするようです。今WF-1000x購入に迷う方は、これを選択肢に入れてみたり、1000xシリーズの最新版が出るのを待ってみてもいいかもしれません。

Xperia Ear Duoはカナル型でなく、外音も同時に聞き取れる構造なので、音漏れしてしまわないかが少し心配ですが、ヨドバシかどこかで試聴してその心配がないことを確認できれば、これを新しく導入してWF-1000xとのツインボーカル編成(適当)で行くのは自分としては大いにあり*5です。

 

明日から9連休です!

東京オリンピックインバウンド受け入れ対策のヒントを得るために、インバウンド向け旅館の中で先進的な取り組みをしている宿を視察してくる」という口実*6で、今週末は友人とTHE RYOKAN YUGAWARA TOKYO

www.theryokantokyo.com

に泊まってきます!!(今週末、湯河原で開かれる湯河原音泉歌謡祭というローカルフェスがメインの目的で、そこに僕の好きなバンドMONOEYESが出演します)

そっからはひたすらC#とXamarinのおべんきょう*7。やるぞ!

*1:と言っても、そろそろ買い換えたい。Visual StudioAndroid Emulatorは最新でバージョン8.1(Oreo)なのに対して、僕のSO-02EのOSはバージョン4.4(Kit Kat)…4世代前ってやばい。

*2:ただし、うるさい場所(駅のホームで乗り換え中の場面など)ではあまりお勧めできない。

*3:もちろん、音楽のボリュームや種類次第ではある。ピアノソロみたいに楽器の数が少ないものとか、英会話ポッドキャストみたいに無音のシーンがたくさんある音源だと、普通に外音は聞こえる。ベースが常にブリブリ鳴ってるような音楽なら完全に浸れます

*4:環境音も聴きながら音楽鑑賞を楽しむためのモードなので、コンビニでこのモードに切り替えることで、イヤホンを装着したまま店員の発言が不自由なく聞き取れるかというとちょっと厳しいかも(音楽のボリューム次第ではあるが)。ヘッドホンとは違って、WF-1000xは簡単に取り外せるため、僕はそういうシーンでは片方を外して声を聞いている。

*5:移動やウェイトトレーニング中だけに使うのであればWF-1000xだけで十分だけど、Xamarin Universityのクラス(1クラス2〜3時間)を2つ連続で受講したい時なんかにはどうしても充電が切れてしまうので替えが欲しい

*6:と言っても、別に経費は出ない

*7:多分、また九州に呼び出される