理系男子の自己改革日記

言語化するのって難しい。

最近機械工学が楽しい

コンビニも信号もない、小学校の同級生は自分含め6人、複式学級は当たり前、そんな大分のど田舎で育った僕が、天神・博多の街の駿台福岡校で1浪してまで、東工大4類に行きたかったのは


池上彰に文系教養を教わりたかった
・周囲の人みんなが自分を守ってくれる田舎ではなく、自分を成長させてくれるであろう都会で、それも東京で大学生活の4年間を過ごしたかった
・受験の時点で学科まで決めたくなかった(学科を決めずに入学する形式を取っている国立大学は、理工系では東大か東工大だった)
・4類なら他の類に比べて、いろんな選択肢を残せる


からであって、機械工学に特に興味があるわけではなかったのですが、現役、浪人の2年とも東工大とは縁がなく、僕は後期で受験した、横浜の某国立大学の機械工学科に入学しました。

 

 

そんな関係の僕と機械工学ですが、最近は楽しくなってきました!

今自分でゼロからロボットアームを設計中なのですが、設計には

①設計の力(仕様、もたせたい機能をどういった構成で実現するか的な発想、強度計算に必要な4大力学についての知識…etc)

だけでなく、

②材料についての知(材料の特性や入手しやすさ、各材料に適した加工法など)

③加工についての知(汎用工作機械の使い方、加工で得られる精度、その形状は実際に作ることができるのか的な加工センス)

の3つが必要だ、と授業で教わったことの意味がわかってきました。

 

はじめは外装は3Dプリンタでプリントしようと構想していたのですが、3Dプリンタで作る、という加工法を決めると、3Dプリンタのプリント可能サイズにより、作れる部品の大きさに制約が生まれます。これを無視した設計は全て無意味なものになってしまいます。アルミ板を使うなら、市販のアルミ板の厚みを確認せずに設計していると、同じく机上の空論になってしまいます。

 

学校の課題では、各部品の材料も指定されており、実際に作ることはないので加工法を考える必要もなく、ただ求められた形状のモデリングと図面を製作するだけで、こんなふうに現実的なことを考えたことはなかったので、自分にとってまったく新しい経験で楽しいです!!

 

大学のロボコンサークルに入ったりしていろいろ教えてもらえば、もっと効率よく作れそうな気もしますが、自分で作りたい気持ちの方が強いので詰むまではこのままでいこうと思います。

 

もう少し進捗があれば、このロボットアームについてもエントリ書こうと思います!

 

 

 

関節部分のサーボの駆動をどうするか、すごく考えていたのですが、サーボモータ用のブラケットという部品があるんですね。。。

探してみよう。