理系男子の自己改革日記

言語化するのって難しい。

【SONY SP900レビュー】ソニーの泳げるフルワイヤレスイヤホン、WF-SP900で音楽を聴きながら泳いできた

久しぶりに書いてます。

最近は旋盤変速機の設計課題とか、早期研究室配属の手続きとか、留学の下調べとかやってました。

 

 

今日は10月27日、SONYのWF-SP900の発売日でした!

www.sony.jp

 

先日銀座のSONYストアで少しだけ試したのですが、「泳げる」「風呂でもシャワーでも音楽聴ける」ことに惹かれて、今朝買ってきました!

 

 

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僕はすでにWF-1000xもWF-SP700Nも持っているので、ざっくりと違いをまとめました。

 

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今回のSP900で特筆すべきは、

 

・イヤホン自体に4GBの楽曲を保存できるため、Bluetooth接続なしでも音楽を聴ける!

これはいいです。ランニング中、ポケットの中でスマホが揺れるのが気になるあなた。ジムにスマホを持ち込みたくないあなた。買うしかありませんよ!(胡散臭い宣伝風)

イヤホンをつけたまま泳げるって、プールにスマホ持ち込めないし、水の中までスマホ携帯できないし、どういうつもりだろう…と思っていたら、イヤホン自体にストレージ…なるほど!という感じでした。

 

・WFシリーズのヘッドホンWH-1000xM2のように、側面のタッチ操作が可能になった

(確か、ヘッドホンでは側面部の上スワイプ、下スワイプで音量調整だった気がするので少し違いますが)

SP900は、

指で右耳イヤホンの表面をぽんぽんと二回押すと、音量が一段階上昇

左耳イヤホンの表面を同じく二回タップすると、音量が一段階減少

します!

 

これまでの1000x、SP700Nでは、イヤホン側からの音量調整はできませんでした。スマホからの音量調整でも別に困ることはありませんでしたが、今回の「スマホを持ち歩かなくても、イヤホンを装着するだけで音楽を聴ける」というコンセプトには必須の機能ですよね。

 

もちろん、左耳のボタンを押すことでAmbient Soundモードのオンオフができること、右耳のボタンを押すことで曲停止、曲送り、曲戻し等ができることはこれまでの1000x、SP700Nと変わりありません。

 

・完全防水!泳げる!海でもプールでもお風呂でもOK!

これやばいですよね。「泳ぐ」という体験が変わります。下の方にちょっとした感想を書きます。

 

ノイズキャンセリングに対応していない

これ、見落としていました。NCがないとダメ!って人は、おとなしく1000xかSP700Nを書いましょう。

通勤通学中や、作業中の仕様には、サイズのコンパクトな1000xがいいと思います。

SP700NはEXTRA BASSで低音がすごいし、ノイズキャンセリングもバッチリ、スポーツモデルのため、固定感もガッチリで、強度の高い運動でも全然ずれないので、トレーニング中気分をぶち上げたい、集中したい人はこちらがおすすめです。

とりあえず、ぜひ全機種試聴してみてください。

 

 

一日使ってみた感想

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購入、帰宅してまず充電。画像右下に見える付属のコネクタはTypeCコネクタでした。TypeCになったのか!

 

1000x、SP700Nに比べると、可能な操作が増えていたり、泳ぐときの注意やお手入れの方法が詳しく記入されているため、説明が少し多かったです。

こちらで閲覧できます↓

取扱説明書ダウンロードサービス

 

まず、標準イヤーピースで聴いてみます。低音のめちゃくちゃ出るSP700Nに比べると、ちょっとシャリシャリした感じです。音質を文字で説明されてもピンとこないと思うので、ぜひ店頭で試聴してみてください。

 

泳ぐ気満々だったので、macbookで、FInderからSP900に曲を入れました。そしてイヤーピースを水泳用のものに替えます。

 

こちらの水泳用イヤーピース、水の侵入を防ぐために膜が張られており、標準イヤーピースから水泳用に交換した後に、そのままの音量で聴くと、全然聞こえないと言ってもいいくらい音量が落ちます。

日常生活で音質を求めたい場合は標準イヤーピース、泳いだりシャワーを浴びたりしたいときには水泳用イヤーピースを使うと良さそうですが、付け替えるときには音量調整に注意が必要です。

 

まず装着するとき。

ちょっとつけにくいな、と感じました。つけてみると、アークサポーターの密閉感に驚きます。普段使っているSP700Nとはだいぶ違う感じ。飲み物を飲むと、耳とイヤホンの間の空気が、口の中にギュッと引っ張られる感じがしました。

泳いでいるときに、イヤホンと耳の間に水が入ってしまうと、聞き心地が悪くなるので、それのために対策がされているんだな〜という感じです。

 

 

 

そして、プールで泳いでみました!!!

 

マジでめちゃくちゃ楽しかったです。

 

海水浴でなく、まともにコースを何往復もするのは、高校のときの水泳の授業以来です。

みなさん、思い出してほしいのですが、泳いでいる最中って何も考えることなくないですか?

景色も変わらないし、呼吸は苦しい。早く向こうの岸に着きたい。あと何回手を掻いたら息継ぎしようかな。

これまでは、泳いでいるときの僕の脳内は

 

「はぁ、はぁ、きつい、4、5、息継ぎ!あー、つっら、3、4、5、息継ぎ!」

 

のループだった気がします(クロールでは、6回手を掻いたら息継ぎをする派です)。

 

それが、SP900で音楽を聴きながらだと、歌詞を頭の中で追ったり、リズムに合わせて体の動きを変えたりという、普段地上で生活しているときには当たり前のようにやっていることを、水中でやるという新しい体験ができるわけです。

 

走るのと違って景色が変わらない分、水中の方が退屈度はずっと上。水中で音楽を聴ける喜びって大きいな〜と感じました!!

 

今日は、このイヤホンを試すためにプールに行きましたが、このままライフワークになるかもしれません!上半身をウェイトトレーニングで追い込んだ後に、さらに追い討ちをかけるのに良さそう。*1

 

 

今のところSP900をおすすめしたいのは、以下の人です!(海だと、またユーザー層が変わってくる気がするので、今回はプールに絞りました)

 

・お風呂でも、シャワーでも音楽聴きたい人

 

・水泳競技をやっていて、練習中、気分を高めたい人

 

・秒読み音声とかを聞きながらタイムマネジメントの練習やタイムアタックなどをしたい人

 

・ジムのあとプールでじんわり追い込みたいけどイマイチ気分が乗らない俺みたいな人

 

・ウォーキングコースでプカプカ歩いてる、暇そうなおじさん、おばさん、おじいちゃん、おばあちゃん

 

・運動したいとは思ってるけど、なんだかプール通いが続かない人

 

「泳ぐ」ことの楽しさが、「泳ぐ」という体験が、全く変わると思います。絶対、楽しくてプール行きたくなりますよ!興味がある人は、まずはぜひ試聴してみてください!

 

 

泳いだ後…

取扱説明書ダウンロード | サポート・お問い合わせ | ソニー

(↑は  プールや海でお使いになる前に必ずお読みください     のリンクです)

こちらの通りにやると、お手入れは正直めんどくさかったです。ケースが防水でないため、濡れた状態のイヤホンを入れないでくださいと書いてあります。水泳後、どうやって持ち帰ればいいのでしょうか?*2

今日はプールで泳いだので、こちらの通りに手入れしましたが、お風呂でちょっと濡れただけ、みたいなときは拭く、乾かす、しかやらないくらいでもいいんじゃないかな〜と思います。

 

 

感想はざっとこんな感じ。

 

 

 

これから、日々の入浴と、たまのプールが楽しくなりそうです!

研究室にこもって作業することも増えてきそうなので、SP700NとSP900の二枚看板編成で、一方の充電が切れたときはもう一方を使い回していこうと思います。

 

皆さんも良い音楽生活を。

 

 

 

 

補足

1. リーシュコードという紐が付属しています。これは、泳いでいる最中に水の抵抗でイヤホンが外れたときに、イヤホンがなくなるのを防ぐというもの(具体的には、リーシュコードで右耳と左耳のイヤホンをつなぎ、ゴーグルの帯と頭の間にリーシュコードを挟むことで、外れてもゴーグルに引っかかったままなんとかなる、という感じ)です。

僕のクロールのスピードでは、イヤホンが外れることはありませんでした。競技で水泳をやっている人は利用が必要になってくるのかもしれません。

 

 

2. タッチセンサーは、指じゃなくても反応するっぽいです。平泳ぎで息継ぎをした後に水面の下に顔を沈めるタイミングで、水面に打ち付けられるのか、かなりの確率で音量が変わりました。クロールではほとんど起こりませんでした。

でも大丈夫。泳ぐときのこう言ったトラブルを防ぐために、タッチセンサーによる音量変更を無効にする設定があります。

「ヘッドセットを両耳に装着し、ヘッドセットL側のボタンを2秒長押しして、Bluetooth機能をオフにできます。その後、ヘッドセットR側のボタンを2秒長押しすると、設定した音量を保持できます。

解除するには、ヘッドセットR側のボタンを再度2秒長押ししてください。」

 


3. プールによっては、使用不可かもしれないので、そのときはおとなしくルールを守りましょう(緊急時、放送が聞けないと困るから外してくれ、と言われ、「Ambient Soundモードという外音取り込み機能があるのですが、ダメですか?」と聞くと、周りが嫉妬するから外してくれ、と言われました。。。うーん。)。

 

4. 防水、とは、真水、海水、水道水、プールの水、汗、に対してのことです。石鹸とかシャンプーとかオイルとか温泉とかは駄目!

 

*1:水泳って引く動作がメインなんだな、と久々に泳いで感じました。広背筋や腕周りに結構来ますね

*2:ケースに入れずに、聴きながら帰ればいいのか!